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抜歯後に血が止まらない原因と対処法とは?

投稿日:2022年9月14日

カテゴリ:スタッフブログ

抜歯後に血が止まらない原因と対処法について

歯を抜いた後の出血

親知らずに問題がある場合や虫歯・歯周病・外傷などで保存が難しいと判断した際には、抜歯となります。歯を抜くと、患部から出血があり、場合によっては数日間患部が腫れたりすることもあります。出血については、抜歯後しばらくすると止まりますが、一方で血が中々止まらないというトラブルが生じる可能性もあります。

今回のブログでは、抜歯後に血が止まらない原因と対処法についてお話したいと思います。

抜歯後に血が止まらない原因について

抜歯後に血が止まらない場合は、下記のような原因が考えられます。

しっかり止血ができていない

歯を抜いた直後はガーゼを傷口に当てて、しばらくの間、強く噛んで血を止めます。一般的には10~15分間位噛み込みことによって、止血することができますが、しっかり止血ができていない場合は、再び出血したり、血が止まりにくかったりすることがあります。

傷口が再び開いた・かさぶたが剥がれた

歯の抜くと、抜歯した部分の穴に血が溜まり、血餅(けっぺい)というかさぶたが形成されることで出血がおさまります。しかし、抜歯後に傷口を手や舌で頻繁に触ったり、うがいを何度もしたりすると、血餅が剥がれてしまい、再び出血することがあります。

血餅は外部からの刺激や細菌感染から傷口を保護する役目もあるため、剥がれてしまった場合は激しい痛みを伴うドライソケットになったり、細菌に感染するリスクが高くなります。

抜歯の際に血管を傷付けた

歯の位置によっては歯根周辺に血管や神経が通っている場合があります。そのため、抜歯時に大きな血管などを傷付けてしまうと、抜歯後に出血が止まらない可能性があります。

抜歯後に血が止まらない場合の対処法

抜歯後に血が止まらない場合は、下記の対処法で止血を試みましょう。それでも血が止まらない場合は、できるだけ早めに歯科医院を受診し、適切な処置を受けましょう。

清潔なガーゼ・ティッシュ等で傷口をおさえる

抜歯後に患部からの出血が止まらない場合は、しっかりと止血できていない可能性があります。抜歯直後と同じように清潔なガーゼやティッシュを患部に当て、20~30分間ほど噛み締めてもう一度止血をしましょう。傷口の血流を抑えるため、しっかり圧迫しましょう。

抜歯部分を冷やす

抜歯後に血が止まらない場合は、抜歯部分を冷やして血流を低下させましょう。氷などで急激に冷やすと痛みが強くなる可能性があるため、冷却シートや濡れたタオルで抜歯部分の頬を冷やすようにしましょう。

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