生えかけの親知らずが痛い時の応急処置と対処法
投稿日:2022年5月26日
カテゴリ:スタッフブログ
生えかけの親知らずが痛い時の応急処置と対処法について
今回は以前のブログ(生えかけの親知らずが痛む原因について>>)の続きで生えかけの親知らずが痛い時の応急処置と対処法についてお話したいと思います。
生えかけの親知らずが痛い時の応急処置とは?
痛み止めの薬を飲む
歯科医院がお休みの日や夜中に我慢できないほど親知らずが痛みだした場合は、痛み止めの薬を飲んで痛みを緩和しましょう。痛み止めの薬を飲む際は用法用量をきちんと守りましょう。
親知らず周辺を冷やす
生えかけの親知らずが痛い場合は、炎症が起こっている可能性が高いです。親知らず周辺を冷やすことによって痛みを緩和できることがあります。急激に冷やすと、痛みが強くなることがありますので、濡らしたタオルや冷却シートで少しずつ冷やしましょう。
歯を磨いてお口の中を清潔にする
生えかけの親知らずは歯茎との境目に汚れが蓄積しやすく、その汚れによって細菌が繁殖し、炎症が起こることで痛みを感じます。親知らずが痛みだした場合は細菌の量を減らすため、歯磨きをはじめ、洗口液などを使用してお口の中を清潔にしましょう。
刺激や負担の少ない食事を心がける
生えかけの親知らずが痛い時は、親知らず周辺の歯茎に炎症が起こり、腫れていることがあります。少しでも痛みを軽減するため、固いものや辛いものを控え、刺激や負担の少ない食事を心がけましょう。
しっかりと睡眠をとる
体の免疫力が下がると細菌が繁殖するため、親知らずが痛み出す可能性が高くなります。免疫力が下がらないよう、しっかりと睡眠をとって規則正しい生活を心がけましょう。
生えかけの親知らずが痛い時の歯科医院での対処法とは?
親知らず周辺のクリーニング・消毒
親知らずの痛みを軽減するため、クリーニングを実施して親知らず周辺の汚れを取り除き、炎症を抑えます。また、症状に応じて患部にお薬を塗って消毒します。
抗生物質・痛み止めの薬を処方
親知らずが痛い時に抜歯をすると、さらに痛みが強くなる可能性があります。そのため、生えかけの親知らずが痛い場合は、抗生物質や痛み止めの薬を処方し、一旦痛みや炎症を抑えてから抜歯か保存かを診断します。
親知らずの咬み合わせを調整する
歯を咬み合わせた際に親知らずが歯茎に触れて痛みを感じる場合は、親知らずを削って咬み合わせを調整してあげることにより、痛みを和らげることができます。まっすぐ生えて問題のない親知らずの場合は、咬み合わせを調整してあげるだけで、抜かずに済むケースもあります。
親知らずを抜く
痛みや腫れが続く場合や親知らずが虫歯・歯周病になっている場合は、きちんと診断した上で抜歯を検討いたします。
世田谷区上北沢で親知らずの抜歯をご希望の方は、 ぜひ上北沢歯科へお越しください。
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