20代でインプラントにすることのメリット・注意点
投稿日:2022年6月8日
カテゴリ:スタッフブログ
20代でインプラントにすることのメリット・注意点について
若い方でも虫歯や歯周病、外傷などで歯を失う方はいらっしゃいますが、高齢者に比べると歯の喪失率は低いといえます。そのため、20代でインプラント治療を受けたという方も少なく、若くして歯を失った方は「どの治療が良いのか?」「インプラントは大丈夫なのか?」と不安に思うことも多くあると思います。
そこで今回は、若くして歯を失った方がインプラント治療を前向きにご検討いただけるよう、20代でインプラントにすることのメリットや注意点についてお話したいと思います。現在、治療法を迷われている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
20代でインプラント治療は問題なくできるの?
歯科におけるインプラントとは、顎骨に人工歯根を埋入し、その上に人口歯を取り付けて咬み合わせを回復する治療法です。
そのため、顎骨が成長過程にある間はできませんが、成長が終わる18歳以降であれば問題なくインプラント治療が可能です。
(※可能年齢は個人差があります。)
また、年齢の上限も基本的にはなく、顎骨の状態や全身疾患の有無、アレルギーなどの問題がなければ高齢者でもインプラント治療を受けられます。
20代でインプラントにすることのメリット
20代でインプラントにすることのメリットについてご紹介いたします。
周囲の健康な歯に負担がかからない
入れ歯やブリッジは残存歯を支えにするため、周囲の健康な歯に負担がかかってしまいます。一方、インプラントは天然歯と同じ構造で独立しているため、周囲の歯に負担がなく、寿命を縮める心配がありません。
審美性が高い(見た目が良い)
インプラントはしっかり噛めることはもちろん、周囲の歯と調和して自然な仕上がりになります。審美性が高く、周囲に気づかれることもありません。
手術に伴うリスクやトラブルの軽減が期待できる
若い方は骨の強度をはじめ、体力もあります。さらに、病気を患っている可能性も低いため、インプラント手術に伴うリスクやトラブルの軽減が期待できます。
手術後の患部の治癒が早い
20代は治癒力や免疫力が高いため、手術部分の傷口の回復が早く、さらに細菌感染が起こった際に重症化しにくいと考えられます。また、人工歯根と顎骨の早期結合も期待できます。
20代でインプラントにする際の注意点
20代でインプラントにする際は、下記のことに注意しましょう
顎骨の成長が終わってから手術を受ける
インプラントを埋入後に顎骨が成長すると、歯並びや咬み合わせが悪くなるだけでなく、歯周組織に負担がかかり、様々なトラブルを起こす可能性があります。そのため、顎骨の成長がきちんと終わってからインプラント手術を受けましょう。
インプラント埋入後は日々のケアと定期メンテナンスを受けましょう
インプラント埋入後は、日々のケアと定期メンテナンスをきちんと受けましょう。お口の中が不衛生になると、インプラント周囲炎という病気になる可能性が高くなります。インプラント周囲炎が悪化すると、歯周組織が破壊されて最終的にインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
上北沢でインプラント治療をご希望の方は、 ぜひ上北沢歯科へお越しください。
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