小児歯科
このページの目次
- 1 お子様の気持ちに寄り添った上北沢歯科の小児歯科
- 2 乳歯の生え始めに合わせて子どもの歯医者さんデビューをおすすめ
- 3 子どもが歯科治療を受ける際に注意するポイント
- 4 お子様に歯医者さんを好きになってもらうために
- 5 子供の歯を虫歯から守るために注意すること
- 6 上北沢歯科が実施するお子様の虫歯予防対策
- 7 子どもの歯で虫歯になりやすい場所と歯磨き方法をご紹介
- 8 【年齢別】子どもの口腔ケアのポイント
- 9 歯の外傷時の基本的な応急処置について
- 10 歯の数が足りない「先天性欠如歯」について
- 11 歯の生え始め・生え変わり時におこる子どもの歯ぎしりについて
- 12 妊婦さんの口腔ケア・歯科治療もお任せください
- 13 小児歯科についてよくある質問
- 14 世田谷区上北沢でお子様に寄り添った小児歯科をご希望の方へ
お子様の気持ちに寄り添った上北沢歯科の小児歯科
成長段階にあるお子様が対象の小児歯科では、現在だけでなく将来を見据えた治療計画の立案、心身的負担への配慮が重要となります。上北沢歯科ではお子様が前向きに治療に取り組めるよう、歯科治療に伴う痛みや精神的負担の緩和に努め、お子様の気持ちに寄り添った診療を心がけています。
上北沢・桜上水・八幡山駅周辺より児童が通院されています
上北沢歯科では、世田谷区立上北沢小学校・八幡山小学校・杉並区立高井戸第三小学校・世田谷区立上北沢保育園・松沢幼稚園・八幡山幼稚園・小さなおうち保育園などに通っている児童が多数通院されています。
上北沢・桜上水・八幡山駅周辺で小児歯科をお探しの方はぜひ、上北沢歯科までお気軽にご相談ください。
乳歯の生え始めに合わせて子どもの歯医者さんデビューをおすすめ
「子どもはいつ頃から歯医者さんに通い始めた方が良いんだろう・・・?」とお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。当院では、乳歯が生え始める生後6ヵ月位を目安にお子様の歯医者さんデビューをおすすめしています。
地域の自治体などでは、1歳半のこどもを対象に初めての歯科検診を実施していますが、歯が生え始めたと同時に虫歯菌に感染するリスクが生じます。さらに、乳歯が生え始めた頃や生え揃った頃ではケア方法や注意するポイントなど変わるため、できるだけ早い段階から歯科医院に通院し、適切な処置を受けましょう。
子どもが歯科検診を受けるタイミング
成長過程にある子どもの口腔内環境は目まぐるしく変化をしています。そのため、歯やお口に問題がない場合であっても、定期的な通院を心がけましょう。特に下記の時期には、歯科検診の受診をおすすめします。
乳歯が全て生え揃った時
子どもの乳歯が生え揃う1歳半~3歳頃に歯科検診を受けましょう。正しい歯磨き方法を身につけ、虫歯予防に努めましょう。
乳歯が永久歯に生え変わり始めた時
乳歯が永久歯に生え変わる6歳~12歳頃に歯科検診を受けましょう。生え変わったばかりの永久歯は虫歯になりやすいため、日々のケアはもちろん、定期検診を習慣にしましょう。
子どもが歯科治療を受ける際に注意するポイント
- 子どもの診療は午前中などの早い時間がおすすめ
子どもは昼過ぎや夕方の遅い時間になると、疲れなどから機嫌が悪くなります。そのため、体調の良い午前中やなるべく早い時間の診療をおすすめします。 - 治療を終えた後はたくさん褒めてあげることが大切です
歯科治療は大人であっても負担が大きいものです。治療が終わった後は頑張ったお子様をたくさん褒めてあげましょう。また、来院する際は嘘をついたり、歯医者さんが怖くなるような事を言ったりするのは控えましょう。 - 治療は動きやすい服装で受けましょう
治療の際はTシャツなどの動きやすい服装がおすすめです。また、子どもは治療が嫌で泣いたり、暴れたりするため、汗をかきます。特に冬場は風邪などをひかないように着替えを用意しておきましょう。 - 治療までの間は本を読んだり、おもちゃで遊んだりしてあげましょう
お子様が治療までの待機時間をリラックスして過ごせるよう、本を読んだり、おもちゃで遊んだりしてあげましょう。
お子様に歯医者さんを好きになってもらうために
上北沢歯科では、お子様に歯医者さんを好きになってもらえるよう、精神的な負担や痛みを抑えた治療を心がけ日々診療を行っています。当院が心身的負担を緩和するために行っている取り組みについてご紹介します。
緊張をほぐしてから治療開始
初めての歯科医院、初めての歯科治療は心配や不安でいっぱいです。そのため、当院ではすぐに治療を行わず、まずは診療台に座ってお話をしながら、模型を触ってもらったり、お口を開ける練習したりなど、少しずつ緊張をほぐし、環境に慣れてもらうよう心がけています。
分かりやすい言葉で治療の説明
保護者の方だけでなく、お子様にもできるだけ分かりやすい言葉で治療内容の説明を心がけています。現在のお口の状態をお子様本人に知っていただくことで、予防や治療へ前向きに取り組んでくれるようになります。
親子診療で精神的負担を緩和
当院では小さなお子様が治療の際、保護者の方も同席いただける親子診療を行っています。保護者の方が近くに居てあげることで、不安や緊張が緩和され、リラックスして治療を受けることができます。
痛みを抑えた歯科治療
幼少期に受けた歯科治療の痛みが原因で歯科医院を苦手になる方も大勢いらっしゃいます。そのようなことがないよう、強い痛みを伴う可能性がある場合には事前に麻酔注射を実施いたします。また、当院では麻酔注射の痛みを緩和するために以下のような対策を実施しております。
麻酔注射の痛み抑えるための3つの対策
表面麻酔(※希望者に限る)
予め粘膜に表面麻酔を施すことで注射針のチクッとする痛みを緩和することができます。※ご希望があれば実施致します。
麻酔液を人肌に温める
冷蔵保管している麻酔液はそのまま注入すると、体温との温度差で痛みを強く感じるため、専用のウォーマーで人肌程度に温めてから使用します。
極細針の使用
麻酔注射の痛みを少しでも抑えるため、当院では極細針を採用しています。針の感覚を軽減し、痛みを和らげます。
子供の歯を虫歯から守るために注意すること
虫歯は細菌によって引き起こされる感染症です。お子様の歯を虫歯から守るため、できるだけ虫歯菌に感染しないよう下記のポイントに気をつけましょう。
虫歯菌の感染リスクを抑える
生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内には、虫歯の原因菌は存在しません。生活をしていく中で身近な家族から感染します(母子感染)。少しでも虫歯菌の感染リスクを抑えるため、食べ物の口移しやキス、同じ箸やスプーンでの食事は控えましょう。
身体の免疫力を高める
虫歯は風邪などの病気と同じ細菌の感染症ですので、免疫力が低下している時に悪化しやすくなります。お子様の免疫力を高めるため、バランスの良い食事・適度な運動を意識しましょう。
上北沢歯科が実施するお子様の虫歯予防対策
上北沢歯科では、成長段階のお子様に健康な歯・お口を維持していただけるよう、予防にも力を入れています。こちらでは当院が実施する予防への取り組みをご紹介いたします。
フッ素塗布で歯面を強化
虫歯菌に負けないようフッ素を塗布して歯質を強化します。フッ素には虫歯菌の活動を抑えたり、歯の再石灰化を助ける働きがあるため、効率良く虫歯を予防できます。
正しい歯磨き方法を指導
お子様が磨き残しなくきちんと歯磨きができるよう、正しい歯磨き方法を指導します。毎日のケアの質を高め、虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防します。
シーラント充填で虫歯予防
乳歯の奥歯や生え変わったばかりの永久歯は歯の表面にある溝が多いため、汚れや食べかすが溜まりやすく、虫歯リスクを高めてしまいます。そのため、フッ素配合の樹脂で溝を埋めるシーラント充填を施し、ケアがしやすいようにします。
小児矯正で歯並びを改善
永久歯に生え変わった際に、正常な歯並びや咬み合わせになるよう、お子様の成長を利用した小児矯正治療をご提案致します。歯の土台となる顎骨の正しい成長を促すことで、無理なく綺麗な歯並びへ導くことができます。
子どもの歯で虫歯になりやすい場所と歯磨き方法をご紹介
子どもの歯で特に虫歯リスクが高い場所と、その部分の歯磨き方法についてご紹介します。お子様のお口・歯を健康な状態で維持するため、意識してケアを行いましょう。
奥歯の周辺
奥歯の周辺は歯ブラシが届きにくく、適切なケアが難しいため、虫歯になりやすい傾向があります。特に奥歯の歯間部分の汚れは歯ブラシだけでは取り除きにくいので、デンタルフロスなどを活用しましょう。歯を磨く際、力を入れすぎると歯茎を傷つける可能性がありますので、優しく小刻みなブラッシングを心がけましょう。
上の前歯
子どもがおやつを食べたり、コップやストローでジュースを飲んだりする際は、上顎の前歯に糖分が多く付着するため、虫歯になりやすくなります。歯磨きの際は、前歯の表側だけでなく裏側もしっかり磨くようにしましょう。
歯と歯茎の間
歯と歯茎の間には溝があり、この部分に汚れが溜まるため、虫歯リスクが高くなります。ブラッシングの際は、歯と歯茎の境目に毛先を当てて汚れを取り除きましょう。歯茎にブラシが当たると痛みを感じる場合もありますので、できるだけ優しく磨くようにしましょう。
【年齢別】子どもの口腔ケアのポイント
0~1歳 (生後約6ヵ月頃~歯が生え始めます)
- 上の前歯が生えてきたら、離乳食などを食べた後にガーゼや綿棒で汚れを拭き取り、歯をきれいにしましょう。
- 歯磨きの際は、乳歯のサイズに適した小さな歯ブラシを使用しましょう。
- お子様にも歯ブラシを手に持たせて慣れさせましょう。
1~2歳 (奥歯が生えてきます)
※1歳6ヵ月児歯科検診を受けましょう
- 奥歯(第一乳臼歯)が生えてきますので、食事後は丁寧に磨きましょう。
- 好奇心が旺盛で大人の真似をしたがりますので、少しずつ歯磨きの習慣づけをしましょう。
3歳 (乳歯が生え揃い、しっかりと噛めるようになります)
※3歳児歯科検診を受けましょう
- お子さまが自分で歯を磨いた後、親御さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。
- 歯やその周辺に付着した汚れを落とすため、ブクブクうがいの練習をしましょう。
4~5歳 (顎が成長して歯と歯の隙間が広くなります)
- 正しい歯磨き方法を身につけ、自分一人できちんと磨けるように練習をしましょう。
- 奥歯の歯間を綺麗にするため、デンタルフロスなどを活用しましょう。
6歳 (大人の歯に生え変わり始めます)
※就学時歯科検診を受けましょう
- 6歳臼歯(永久歯の奥歯)は、歯ブラシが届きにくいので奥歯をきちんと磨けるように練習をしましょう。
- 食後に歯磨きをする習慣をつけましょう。
- 生え変わったばかりの永久歯は虫歯になりやすいため、仕上げ磨きをしてあげましょう。
歯の外傷時の基本的な応急処置について
子供は活発に動きまわるため、こけたり、衝突したりなど、歯やお口を傷つける可能性が高いです。以下では、お子様が歯をケガした際の基本的な応急処置についてご紹介いたします。
吐き気・めまいがある(頭部の外傷が疑われるケース)
頭痛をはじめ、吐き気やめまいがある場合には、頭部の外傷が疑われます。お子様の意識や状態を確認し、できるだけ早めに専門の診療科(脳外科など)にて検査を受けましょう。
口腔内に出血がある・歯が痛い・歯がグラグラ揺れる
口腔内に出血がある場合は、うがい、または濡らしたガーゼ等で傷口をきれいにし、清潔なガーゼやティッシュで患部を押さえて止血しましょう。歯がグラグラ揺れたり、歯が痛む場合は歯根が折れている可能性がありますので極力触らず、早急に歯科医院を受診しましょう。
歯が欠けた
歯の大部分が欠けた場合は、歯の神経を損傷している可能性が高くなります。そのままの状態で放置すると、痛みが生じたり、やがて神経が死んでしまうため、できるだけ早めに歯科医院にて検査を受けましょう。また、歯の欠けが小さい場合でも自覚症状がないだけで、神経を損傷している可能性があります。しばらく様子を見てからでも大丈夫ですので、一度検査することをおすすめします。
歯が抜けた(歯の脱落)
万が一歯が抜け落ちた場合でも、抜け落ちた歯の状態によっては元の場所へ戻すことができるため、早急に歯科医院を受診しましょう。(※できれば歯が脱落して30分以内が望ましい)歯根周辺の大事な組織を傷つけないため、水で洗ったり、ティッシュでくるんだりせず、歯の保存液、または牛乳に浸けて持参しましょう。
歯の数が足りない「先天性欠如歯」について
通常、乳歯は全部で20本、永久歯は28本(親知らずを含めると32本)ですが、何らかの原因で歯が形成されず、1本から数本歯が足りないという状態になる場合があります。生まれつき歯の本数が足りないこの症状は「先天性欠如歯」といい、昨今では、子どもの10人に1人という割合で歯が少ないことが認められています。
先天性欠如歯が生じる原因とは?
通常、乳歯の下では永久歯の素となる歯胚(しはい)が育ち、歯が形成されます。しかし、遺伝や感染、妊娠中の栄養障害・薬物の副作用、外傷、放射線など、何らかの影響で歯胚が形成されないことによって、先天性欠如歯が生じると考えられています。さらに昨今では、食生活の変化によって顎が縮小傾向にあり、それに伴って歯の数も減少しているとの説もあります。
先天性欠如歯については、様々な説がありますが、明確な原因は解明されていないのが現状です。
先天性欠如歯による口腔内環境への悪影響とは?
先天性欠如歯は本来生えるはずの歯が少ないため、顎骨に余分なスペースができます。そのため、周囲の歯が空いたスペースに倒れこみ、歯並びや咬み合わせが悪化します。見た目が悪くなることはもちろんですが、発音がしづらくなったり、正しい咀嚼ができずに消化器官に負担がかかったりなど、様々な悪影響が予想されます。
先天性欠如歯に対する対策
乳歯が健康な状態で残存している場合は、日々のケア・歯科医院でのクリーニングなどをきちんと受け、できる限り乳歯の保存に努めましょう。
乳歯が抜けた場合は、インプラント・入れ歯・ブリッジなどの治療法で欠損部分の歯を補ったり、矯正治療によって欠損部分のスペースを埋めたりすることで、咬み合わせの回復をはじめ、歯並びや咬み合わせの悪化を防止します。
※6歯以上の先天性欠如の場合、指定医療機関にて保険適用で治療ができる場合があります。)
歯の生え始め・生え変わり時におこる子どもの歯ぎしりについて
子どもが歯ぎしりをしているのに気づき、驚かれたり、心配されたりする親御さんも多いと思います。歯ぎしりは大人がするものというイメージがありますが、子どもも歯の生え始めや歯の生え変わり時に歯ぎしりをすることがあります。
子どもの歯ぎしり=成長している証拠
歯ぎしりは、歯並びを乱すなどの悪い印象が強いと思いますが、子どもの歯ぎしりに関しては、一概に悪いとは言えません。子どもの歯ぎしりは、歯の生え始め(生後6~10ヵ月頃)や歯の生え変わり時(5~10歳位の間)に多く、成長の過程で起こるものです。
実際、幼児の約1~2割・5~10歳の約4割が歯ぎしりをしていると言われています。ですので、特別問題がない限りは心配することはありません。
子どもが歯ぎしりをする理由とは?
歯が生え始めた際の違和感を解消する
歯が生え始める際に感じるむず痒さなど、違和感を解消するために歯ぎしりをすることがあります。
歯並びや咬み合わせの調整
歯や顎の位置を動かし、歯並びや噛み合わせを整えるために無意識下で歯ぎしりをします。
顎の力を鍛える
歯ぎしりによって顎の力を鍛えています。心配せず、子どもの成長を見守りましょう。
子どものお口を定期的にチェックしてあげましょう
子どもの歯ぎしりは、ストレスなどによって起こることもありますが、多くの場合は正常に成長をしているという証ですので、問題はありません。
しかし、生え始め・生え変わりの時期を過ぎても歯ぎしりをやめない、歯茎からの出血や過度な歯のすり減りがある場合には、歯科医院にて一度診てもらいましょう。
妊婦さんの口腔ケア・歯科治療もお任せください
妊娠中は、つわりやホルモンバランスの関係によって口腔内環境が変化します。さらに、体調が優れない時もあるため、食事や歯磨きなど、生活習慣も不規則になり、歯やお口のトラブルが起きやすくなります。そのため当院では、妊娠中の方の口腔ケア・歯科治療にも力を入れ、健やかなマタニティライフのサポートに取り組んでいます。
妊娠した際の口腔内の変化
- つわりがひどい場合は、歯ブラシを口に入れるだけで気持ち悪くなるため、適切なケアができずに口腔内環境が悪化する。
- 妊娠すると女性ホルモンが多く分泌されます。それに伴い、歯周病菌も繁殖しやすくなるため、歯茎からの出血や腫れなどが生じやすくなる。
※さらに、歯周病菌が血中に入り、全身を巡ることによって早産や低体重出産のリスクが高くなると言われています。 - 妊娠すると唾液の粘度が高くなり、歯やお口の洗浄作用が低下するため、虫歯や歯周病になりやすくなる。
- 食事の回数や間食が増えるため、口腔内の細菌の活動が活発になり、口腔内環境が悪化しやすくなる。
妊娠中の虫歯・歯周病リスクを軽減するための対策
妊娠中は口腔内環境の変化により、虫歯や歯周病リスクが高くなります。妊婦さんは下記の対策を心がけ、お口の健康維持に努めましょう。
体調が良い時にしっかりとケアを行う
つわりなどで気持ち悪くなり、歯磨きができないこともあります。そのような場合は、体調が良い時にしっかりとケアをしましょう。※子ども用の小さい歯ブラシを使用すると、歯磨き時の不快感を抑えることができます。
水分をこまめに補給する
妊娠中はつわりなどで水分が失われ、口腔内も乾燥しやすくなります。口腔内が乾燥すると、細菌が繁殖するため、水分をこまめに補給しましょう。お水やルイボスティーは、糖分やカフェインが入っていないので、妊娠中の水分補給におすすめです。
ガムを噛んで唾液の分泌量を増やす
口腔内の殺菌・洗浄をする唾液の分泌を促すため、ガムを噛みましょう。キシリトールが多く、糖分が少ないものがおすすめです。
定期的に検診・歯のクリーニングを受ける
口腔内の健康を維持するため、定期的に歯科医院に通い、歯科検診・歯のクリーニングを受けましょう。受診の際は母子手帳をお持ちになり、妊娠していることを歯科医師に伝えましょう。
小児歯科についてよくある質問
乳歯が生えてくる時期はいつ頃ですか?
乳歯は生後約7ヵ月頃~生えるのが平均的です。「8ヵ月目になっても、うちの子はまだ生えてこない」と不安になることもあると思いますが、歯の生える時期には個人差があるため、平均から前後3ヵ月程のずれは正常の範囲内ですので、ご安心ください。
歯磨きはいつから始めたらよいですか?
乳歯が生えた時から、歯磨きを行いましょう。たいていは下の前歯が一番最初に生えますので、濡らしたガーゼを指に巻いて優しく拭ったり、柔らかい歯ブラシで優しくなでてあげましょう。下の歯は唾液による自浄作用によって汚れにくいので、お口の中に異物が入ることに慣れさせることが主な役割です。
その後、上の歯が生え始めたら本格的にブラッシングを行い、歯磨きの習慣を定着させましょう。
生えた歯が部分的に白く濁っているのですが、大丈夫でしょうか?
生えたばかりの歯に良く確認できる症状です。きちんと歯磨きをしていれば、改善されていきます。しかし、歯の表面がザラザラし始めると虫歯になる可能性が高くなるため、注意しましょう。
乳歯はいずれ生え変わるから、治療をしなくても大丈夫ですか?
確かに乳歯はいずれ抜け落ち、永久歯に生え変わります。なので、わざわざ治療する必要はないのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、乳歯にトラブルがある状態で放置すると、永久歯にも悪影響が及ぶ可能性があります。例えば、虫歯で乳歯を早期に失うと、スペースがなくなって永久歯の歯並びが乱れたり、口腔内に虫歯菌が多く存在することで、生えたばかりの永久歯が虫歯になったりする可能性が高くなります。
お子様の将来のためにも、乳歯の頃から予防や治療をしっかり行いましょう。
子どもの定期検診はなぜ3ヵ月に1回なのでしょうか?
成長過程にある子どもは、歯が生えたり、乳歯が永久歯に生え変わったりと様々な事が起こります。さらに、子どもは大人に比べて口腔内環境の変化が早く、短期間で大きく変化します。また、生え始めの歯や生え変わったばかりの歯は虫歯になりやすいことなどもあり、3ヵ月に一度の頻度で定期検診を受けていただくよう、おすすめしています。
生え変わった永久歯が少し曲がっているのですが、大丈夫ですか?
生え変わったばかりの永久歯は、少し曲がっているのが一般的です。永久歯が生えるスペースが十分にある場合は、自然に改善され、綺麗に並びます。
※あごの発育が正常ではない場合は、歯が曲がったままになる可能性がありますので、前歯4本が生え揃った際に歯科医院に相談することをおすすめします。
指しゃぶりがなかなかやめられません。歯並びに悪いと聞いたのですが?
これまでは、子どもが指しゃぶりをするのは何らかの欲求不満があると言われていましたが、昨今では単なる癖と考えられています。指しゃぶりは3歳位までがピークで、お外で遊ぶようになる4歳前後から少しずつなくなってくるようです。指しゃぶりが長く続くと歯並びや咬み合わせなどにも影響が出てきますので、できるだけ早くやめるよう、根気よく努力しましょう。
乳歯に銀歯を入れましたが、生え変わりに影響はありませんか?
銀歯などのつめ物は歯の上に接着しているだけですので、永久歯に生え変わる際に乳歯と一緒に取れます。そのため、永久歯に生え変わる際に特に問題となることはありません。しかし、虫歯が大きく神経を抜いて銀歯を被せた場合は、ごく稀に乳歯が正常に吸収されず、横から永久歯が生えることがありますので、その際は乳歯を抜歯する必要があります。
世田谷区上北沢でお子様に寄り添った小児歯科をご希望の方へ
上北沢歯科では、天然歯をより多く維持していただけるよう、成長段階にあるお子様の診療に力を入れています。お子様が前向きに予防や治療に取り組めるよう、治療に伴う心身的負担に配慮し、お子様に寄り添った診療を心がけています。世田谷区上北沢で小児歯科をお探しの方はぜひ、当院まお気軽にご相談ください。