食べ物をよく噛むことによるメリットとは?
投稿日:2022年9月9日
カテゴリ:スタッフブログ
食べ物をよく噛むことによるメリットについて
食事の際、あなたはよく噛んで食べていますか?昨今では、食の多様化や軟化などによって昔に比べて噛む回数が減少傾向にあります。咀嚼回数が多くなると、顎やお口が疲れる・・・と思う方もいるかもしれませんが、よく噛むことによって得られるメリットはたくさんあります。
今回は食べ物をよく噛むことによるメリットについてお話したいと思います。
肥満の防止
食事の際、ゆっくりよく噛むことによって満腹中枢が刺激されます。満腹中枢が刺激されることによって満腹感を得られるため、食べ過ぎることがなくなり、肥満防止に繋がります。ほとんど噛まずに飲み込むような方は、なかなか満腹感を得られないため、ついつい食べ過ぎてしまいます。
小顔・美容効果が期待できる
よく噛むことによってお口周辺の筋肉が引き締められ、たるみやしわの防止、小顔効果が期待できます。また、咀嚼回数が増えると唾液の分泌量も増えます。唾液には髪の毛や肌、骨などの成長を促進したり、調整したりするパロチンやEGFという成分が含まれているため、美容面にも良い影響があります。
脳が活性化される
食べ物をよく噛むと脳への血流が増えて、脳が活性化されます。脳が活性化されると、記憶力が向上したり、認知症リスクが軽減されたりなど、脳の若さを保つことができます。入れ歯が合わずに痛い方や残存歯が少ない方は咀嚼能力が低く、脳が活性化されにくいため、認知症になりやすいといえます。
消化器官の働きを助ける・胃腸の負担を軽減
よく噛むと唾液の分泌量が増えます。唾液に含まれる消化酵素によって消化が促進されるため、胃腸の負担が軽減されます。
虫歯・歯周病・口臭予防
唾液には汚れを洗い流す自浄作用や抗菌作用をはじめ、溶け出した歯を修復する再石灰化を助ける働きがあります。よく噛んで唾液の分泌量が増加することにより、虫歯や歯周病、口臭予防が期待できます。
がん予防が期待できる
唾液には発がん性物質の発がん性を抑える酵素が含まれています。よく噛んで唾液の分泌を促進することによって、がん予防が期待できます。
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