スポーツをする人が気をつけるべき口腔内の問題とは?|世田谷区上北沢駅徒歩2分の歯医者|上北沢歯科

お車でお越しの患者さまへ駐車場変更のお知らせ

保存治療

東京都世田谷区上北沢3-17-8 NAYUTAビル1階

執筆著書・講演情報はこちら

03-3329-5068

スポーツをする人が気をつけるべき口腔内の問題とは?

投稿日:2022年8月25日

カテゴリ:スタッフブログ

スポーツをする人が気をつけるべき口腔内の問題について

運動をする人が注意すべき歯・お口のトラブル

健康的な生活にはバランスの取れた食事と適度な運動が重要です。しかし、運動やスポーツは体の健康には良いことであっても、歯や口の健康に支障をきたす場合もあります。

今回のブログはスポーツをする人が気をつけるべき口腔内の問題とそれらの対策についてお話したいと思います。

日頃から運動やスポーツをされている方は、下記のようなお口の問題・トラブルリスクが考えられます。

歯の外傷・歯根破折

ランニングなどの運動ではあまりないかもしれませんが、接触の多いスポーツなどでは、衝突や転倒の際に歯を傷付けたり、歯根破折が起こったりする可能性が高くなります。また、衝撃が強い場合は歯が抜け落ちることもあります。特に歯根破折の場合は、多くのケースで抜歯となるため、注意が必要です。

虫歯や歯周病リスクが高くなる

運動の際は、歯を食いしばることによって瞬発的な力を発揮することができます。しかし、食いしばりは歯に大きな負担がかかるため、場合によっては歯の表面に小さいひびが入ったりする可能性があります。そのひびから細菌が侵入したり、歯茎などに継続的に大きな力がかかったりすると、虫歯や歯周病リスクが高まり、さらに悪化しやすくなります。

酸蝕症

酸蝕症とは、酸性の飲食物を頻繁に摂取することで口腔内が酸性に傾き、歯が少しずつ溶かされる症状です。スポーツドリンクには糖分が多く、酸性度の高いものもあるため、運動時によく飲んでいると、虫歯リスクが高くなるだけでなく、酸蝕症で歯が溶けてしまう可能性があります。

スポーツをする人がお口の問題・トラブルリスクを軽減するための対策

スポーツをする時はマウスピースを着用する

スポーツをする際は衝突や転倒、歯の食いしばりによって歯や歯茎を傷付けないよう、スポーツ用のマウスピースを着用しましょう。外傷などから歯を守ってくれることはもちろんですが、歯をしっかり噛みしめ、力を発揮できることでより良いパフォーマンスができる可能性が高まります。

スポーツドリンクの摂取量に気をつける

運動時は汗をたくさんかくため、水分補給がとても重要です。しかし、スポーツドリンクを飲みすぎると、虫歯リスクが高くなったり、酸蝕症で歯が溶けてしまう可能性があります。お口や歯の健康を維持するためにも運動時、水分補給ではスポーツドリンクの摂取量に気を付けましょう。

トップへ戻る