つめ物・かぶせ物が取れた原因と歯科医院での治療法
投稿日:2022年6月17日
カテゴリ:スタッフブログ
つめ物・かぶせ物が取れた原因と歯科医院での治療法について
今回は、以前のブログ(歯のつめ物が取れた時の対処方法と注意点>>)に引き続き、つめ物・かぶせ物が取れてしまう原因や歯科医院での治療法ついて解説いたします。
つめ物・かぶせ物が取れた原因について
つめ物・かぶせ物が取れた場合は下記のような原因が考えられます。
土台の歯が再び虫歯になっている
つめ物・かぶせ物が取れてしまった場合は、土台の歯が再び虫歯になっている可能性が高いです。過去の治療の際に虫歯がきちんと削られていなかったり、経年によって土台の歯との間に隙間が生じ、そこから虫歯菌が侵入したりすることによって虫歯が再発します。特に銀歯は経年劣化が著しく、虫歯の再発率が高いため、注意が必要です。
経年による接着剤(セメント)の劣化
つめ物・かぶせ物は歯科用の接着剤(セメント)を使って固定しますが、経年によってその接着剤が劣化し、接着力が低下してしまうため、つめ物・かぶせ物が取れてしまいます。そのため、治療してから長い時間が経過している場合は、つめ物・かぶせ物が取れやすいといえます。
強い咬合力による破損・脱離
歯ぎしりや食いしばりなどの癖がある場合は、つめ物・かぶせ物に大きな負担がかかるため、破損や脱離の可能性が高くなります。また、つめ物・かぶせ物の一部が破損した場合は、土台の歯との適合性が悪くなり、さらに取れやすくなります。
つめ物・かぶせ物が取れた際の治療法について
つめ物・かぶせ物が取れた場合の治療法は、つめ物・かぶせ物が取れた原因や状態によって様々です。以下ではつめ物・かぶせ物が取れた際の歯科医院での治療法についてご紹介いたします。
虫歯によってつめ物・かぶせ物が取れた場合の治療法
- 軽度の虫歯
土台の歯の虫歯を丁寧に削った後、ご希望の素材で新しくつめ物を製作して装着します。 - 中等度の虫歯
虫歯の進行状態に合った虫歯治療を実施します。神経にまで進行している場合は、神経を取り除く根管治療を行った後、新しいかぶせ物を製作して装着します。 - 重度の虫歯
重度の虫歯の場合、保存が可能であれば根管治療後に新しいかぶせ物を装着します。保存が困難な場合は、土台の歯を抜歯してブリッジ・入れ歯・インプラントなどの治療で歯の機能を回復します。
接着剤(セメント)の劣化・噛み合わせの不調などでつめ物・かぶせ物が取れた場合の治療法
- 取れたつめ物・かぶせ物を再び装着する
接着剤(セメント)の劣化が原因の場合は、土台の歯やつめ物・かぶせ物に特に問題がなければ、清掃・消毒などの必要な処置を行った後、もう一度接着剤で固定します。 - 新しいつめ物・かぶせ物を製作する
取れたつめ物・かぶせ物が破損している場合は、もう一度型取りをして新しいつめ物・かぶせ物を製作します。 - レジン(歯科用の樹脂)で修復する
レジン(歯科用の樹脂)でつめていた箇所がが欠けた場合は、土台の歯を整えた後、再び
レジン(歯科用の樹脂)を盛り足して歯の形態を整えます。
世田谷区上北沢でつめ物・かぶせ物(審美歯科)の治療 をご希望の方は、 ぜひ上北沢歯科へお越しください。
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